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実績・コラム

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「今を生きる姿」をうつす写心・人柄写心家Tsugu・5月100人撮影

2016.06.14

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5月の後半、由比ヶ浜で人柄写心家Tsuguさんに、写真を撮影していただきました。

https://www.facebook.com/tsugu.smile?fref=ts

http://tsugu-photo.com

 

 

 

と言っても、実は私ではなく、大学生になった19歳の娘。

家族以外の人から撮られてみる体験をしてもらいたいな、とふと思ったのです。

学校や行事で撮影される集合写真や友達とのスナップ写真ではなく、家族・友達・先生などの前でしている顔以外の、自分だけの顔。

そんな、見たこともないであろう自分に出逢ってほしい、と思ったのです。

 

 

 

なぜそう思ったかというと

私自身が、そのままの自分で撮られる心地よさを体験していたから。

そして、その写真がきっかけで様々な表情をする自分を受け入れられ、好きになったから。

娘も、そんな体験をして「わぁ、私ってかわいいんだー」と思って欲しかったのです。

 

 

 

当日、ついて行きたい衝動をなんとか抑え、帰宅を待っていました。

帰ってきた娘は、撮影を心から楽しんで満足そうな表情。

人見知りする性格なのに、まったくそんなことはなかったようで、

「Tsuguさん、いなくなった? と思ったら遠く後ろにいたり、そばにいたりで面白かった」と。

 

 

本当にごくごくナチュラルなままで過ごせたそうです♪

 

 

 

矢継ぎ早に出てくる娘の言葉から

この体験がとても素敵なものだったことがわかりました。

楽しかった? と聴くと

「楽しかった!!」

とはち切れんばかりの笑顔が返ってきました。

 

 

 

その晩、彼から10枚ほど写真が届きました。

 

 

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Tsugu色に編集された写真には、知ってるようで知らない娘がいました。

私の前で出している「私の子ども」ではない、一人の初々しい女性。

 

 

少女から大人へ変化しているその顔は

涼しく

凛々しく

可憐で

あどけなく

きらきらしていました。

 

 

 

「こんなに素敵に成長したんだよ」

彼からのメッセージも届きました。

 

 

 

自然と涙があふれてきました。

 

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生まれた時から肌が弱く

さまざまなことを取り組みましたが、根本的な改善には至らず

彼女は肌に悩みを抱えていました。

 

それが、人前でそれほど積極的にならない「原因のひとつ」のように見え、引け目を感じていました。

 

母親として、解決してあげられなかったことに対する無力感・罪悪感。

だからこそ、撮影で自分自身を思いっきり肯定してほしいと、心の底で願っていたのです。

 

 

 

写真に写っている姿は、どれも本当にきらきらして眩しいくらい。

 

白いワンピースに包まれたすらっとした姿

風になびく髪

ひとり波と戯れる足

レンズに向ける笑顔

物思いに耽る横顔

遠くを見つめる瞳

 

眼に、くちびるに、肩に、髪に、腕に、つま先に、なびくワンピースに「今を生きる彼女」が宿っているようで胸が熱くなりました。

 

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思い悩むことの多かった高校時代

泣きながら肌の辛さを訴えてきた中学校時代

クラスでほぼひとりだけお弁当だった小学校時代

毎月必ず発熱しては休んでいた保育園時代

 

 

 

「生きにくい」「なぜ」と何度も感じたであろう娘は

それを力に変え、今を生きている。

 

 

 

そして、今輝いている。

 

 

 

由比ヶ浜の写真は、私の宝物になりました。

 

当日、娘がTsuguから渡されたSDカードには、約400枚の写真が入っていました。

 

今回の企画に含まれるサプライズのプレゼント♪

セレクト写真だけでなく、その日写してくれた写真がすべて納まっているなんて、最高の贈り物です。

 

 

 

わたしは、彼のコンセプトが大好きです。

 

表現されている写真ももちろん好きですが、それを作っているコンセプトに惹かれます。

 

「どんな時でも素敵なんだよ。ほら見てごらん」

 

と語りかけてくれている気がするのです。

写真も文章も同じ。勇気を与えてくれるものが好き。

 

 

 

Tsuguの写真はわたしに勇気を与えてくれる。