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実績・コラム

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スラッシャー” / ”という生き方から学ぶ

2016.07.12

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「スラッシャー” / ”」という言葉をご存知ですか?

 

 

友達から教えてもらい、昨日、初めて知りました。

 

 

ざっくり言うと、

「本業以外に副業を多数持って生きている人」

肩書きがいくつもあるので、

肩書きと肩書きの間にスラッシュ“/”

が入る人のことです。

 

 

20代半ばから40歳くらいまでの人達のなかで

増えているそうで、

記事を読んだ限りでは欧米の女性に多い印象です。

 

 

また、日本でもじわじわと増えているらしく

やはり20代から30代の男性にも

スラッシャーが増えてきているようです。

 

 

友達が紹介してくれた記事はこちらから

↓↓↓↓↓

ELLE/スラッシャー

 

 

今回は女性に限定してお話しします。

 

なぜスラッシャーたちが、

複数の職業、それも職種の異なる仕事を

しているかというと、

大きく分けてふたつの理由があります。

 

 

ひとつには、経済的リスクを分散させるため。

一つの職場に雇用されるスタイルで

リスク回避するのではなく

複数の仕事を持つことでリスクを分散させる。

どれか一つがダメになっても、他の仕事で生活を維持しようという考えです。

 

 

もうひとつの理由は、

「好きなことをあきらめないでやるため」

 

 

やりたいこと・挑戦したいことが複数ある人って結構いると思います。

スラッシャーたちは、

やりたいことを一つに絞るのではなく、

やりたいこと全てを実現させるために

エネルギーを注ぎます。

 

 

彼女たちは自らが選択した、

スラッシャーの生き方を楽しんでいます。

「好きなこと=仕事」

ですから、仕事にかける時間は必然的に多くなります。

そもそも、仕事とプライベートを切り離す思考がないように感じられます。

「仕事をしている時も、それ以外もごくナチュラル」

そんな印象です。

 

 

スラッシャーたちの価値観は、今までの副業に対するイメージを刷新してくれた気がします。

 

 

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スラッシャーの記事を読んで

「わたしもスラッシャーなんだ」と、昨日気づきました。

 

 

実はかねがね、

「どんなお仕事なんですか?」

と訊かれるたびに、

どう返事をしていいか困っていました。

 

 

というのも、わたしの仕事は

・インタビュー

・執筆(紙、WEBどちらも)

・校正・校閲・リライト

・添削つきの文章コンサルティング

・写真撮影

となります。

 

 

自分をどう表現していいか分からず、説明がおっくうでした。

何屋さんか分かりにくい。

これ、かなり悩みでした。

 

 

ですが途中から面倒になって、

「分かりやすく言うとライターです」

と言うことにしていました。

 

 

あいまいさ、複数のゆるやかな関連しかない職種。

いままでの日本では「  ?  」がつきそうなわたしの仕事のやりかたに、

自分自身が違和感なく腑に落ちたのは今年に入ってから。

結局、どれも好きだと自覚できたのですね。

 

 

「文字のそばにいたい!」

 

 

その想いだけで

出版という大河に合流する校正の世界に飛び込み、

ひとつひとつ積み上げていったら

いまの仕事たちに出逢い続けている。

 

 

記事に紹介されていたスラッシャーとは

また違うアプローチを取っているようですが

記事を読み、新しい価値観が生まれました。

 

 

いま置かれている環境・状況などを考える時、

当たり前と決め付けている常識をひっくり返して考察してみるのもいいですね。

 

 

見えなかったコトが見えてくる

否定が肯定になる

実は楽しかった

 

 

など、発見があると思います。