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実績・コラム

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やっぱり奥深い 宇多田ヒカルさんの歌詞

2016.09.28

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出ました出ました!!

宇多田ヒカルさんのアルバム♪

大ファンの私は、待ちに待った!!

感慨深くって、ずっと聴いています♪

 

宇多田ヒカル「ファントム」アマゾン

 

 

今回は椎名林檎さんの他、アーティストとコラボしています。

それも楽しいのですが

何と言ってもヒッキー

(ファンなのでそう呼ばせてね)

が作詞作曲した楽曲が素敵。

 

 

彼女の曲を聴いていると

自然に、言葉をしっかり聴きたいと思いながら

聴いてしまいます。

 

 

言葉の選び方、モノを見る視点、世界観

「そうそう、そうだよね」

と何度も共感することが多いのです。

 

 

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たとえば、「俺の彼女」という曲。

(みの的解釈。ですがネタバレ的なのでごめんなさい)

 

 

クールな男性とその彼女の話。

 

 

 

歌詞は、男性と女性の心の声が交互に紡がれる構成。

ふたりの秘めた想いがすれ違い、すれ違い。

 

 

最近おもうのよ、抱きあうたびに

からだよりずっと奥に招きたい招きたい

からだよりもっと奥に触りたい触りたい」

 

 

「俺には夢なんてない

望みは現状維持

いつしか飽きるだろう

つまらない俺に」

 

 

印象的なフレーズが何度かリフレインされ

ラストは男性の、彼女を表現する言葉で終わります。

 

 

最初に聴いた時は

女性の想いの方が強いのかな?と思いました。

2度目に聴いた時にやっと気づきました。

お互いを大切に想っているのに

怖くて本当のことを曝けだせないでいることを。

 

 

そう考えたら、

男性と女性の返歌のような構成の理由が理解できた気がしました。

お互い、離れたところで相手を見つめながら

愛おしい想いを抱えているのに

自分の本当の姿や考えをぶつけてしまったら

相手が去ってしまうとかもしれないと怖がっている。

 

 

この後、このふたりはどうなるんだろうな。。。

キツネとタヌキの化かしあいが終わりますように

と願わずにはいられない。

そんな気分にさせる物語でした。

 

 

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多くの人が経験するような

ごく一般的なことを

短い映画のように想像させる歌詞と曲をつくれるヒッキー。

感動、感心、天才

とかそんな言葉では表現できない

胸いっぱいの気持ちになりました。

 

 

 

興味をもってくださった方は

ぜひ聴いてみてくださいね♪